ワシのもとに、一通の封書が届いた・・・。 そう、ドンドルマの元締めこと、頭のデカイあの大長老よりである。
「ムッホン、旅の翁DAIANよ、元気にしておるか??さて、この度貴殿には火急の用件にて、ドンドルマに戻ってきてもらいたい!!詳細は、大老殿にて・・・」
ワシは、とり急ぎ旅の支度にかかった。 「ニャ、旦那どこに行くニャ??」 声の主はポッケ村でワシが最初に雇い入れたオトモアイルータマである。 「ふむ、大老殿より手紙が届いてな・・・・いかねばならんようじゃ・・・」 「ダメだニャ!!おいらたちさみしいニャ!!」 「ふむ、分かってくれ」 「オイラたちアイルーは、旦那の帰りを待ってるニャよ・・・・必ず、必ず戻ってくるニャ!!」 「ああ・・・約束しよう!!」 ハンターという稼業に、【戻る】という約束は厳禁である。 そう、命を懸けてモンスターと対峙する彼らには、そういった約束は本来ならばしてはいけない暗黙のルールのようなものなのである。 この翁とて、例外ではない・・・。
DAIANは住み慣れた、ポッケ村の我が家を振り返る。 (想えば、ティガレックスに谷ぞこにつき落とされ、ここへ連れて来られたのは、ほんの数日前のような気がする・・・・) 「元気で暮らせよぉぉ~!!」 「旦那ァァ~~約束まもるニャーーーーー絶対ニャ、絶対帰ってくるニャーーー」 「おぉ~必ずワシはポッケ村に戻ってくるわい。また一緒に冒険しようのぉぉ~~」
(旅の空はやはりいいのぉぉ~~) 後ろ髪引かれる想いを断ち切り、DAIANは再びドンドルマへと足をむける。
DAIANの物語 ドンドルマ異変の巻
暗がりの大老殿に鎮座する、奇妙に頭のデカイその人こそ、大老殿の長、大長老その人である。 「ムッホン、DAIAN久しいの!!実は貴殿に頼みごとがあってな・・・・」
ゴゴゴゴゴッ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「大臣何事じゃ??」 「あぁ~何者か分かりませぬが、街に攻めてきたようですじゃ、大長老様どうしましょ(あたふた)」 大長老がフテキな笑みを浮かべる。 DAIANは嫌な予感がした・・・。そう、大長老がフテキに笑うとき、必ずDAIANの身に良くないことがふりかかるのである。 「ムッホン、DAIANそなたに話をする前に、ワシから命令じゃ!!まずは、ここに攻めてきた者の正体を確認してまいれ!!」 そう言うと、大長老はさがれと言わんばかりに、手を振り払った。 「ははぁ~その任務しかとお受けいたしまする。(このジジイめが、まったく人使いが荒いわい!!)」
DAIANはなにゆえドンドルマに戻されたのか・・・。そして、ドンドルマに攻めてきた謎の者の正体とは??
この続きは、またの機会に・・・・。
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テーマ:モンスターハンターフロンティア - ジャンル:オンラインゲーム
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